年頭所感
昨年は人間の欲が地球環境を破壊し、戦争を引き起こすのだということをあらためて考えさせられました。豊かな自然環境のもと、戦争のない平和な社会を子どもたちに残すことがわたしたち大人の責任です。
国内では裏金問題が明るみになり、国民の政治不信は増すばかりです。沖縄では普天間基地の辺野古移設工事の代執行が実施されました。一体国はどっちを向いているのでしょうか?
昨年の入管法改悪で、多くの難民が生きていくすべを奪われています。共生社会と言いながら、人権を無視して差別や排除がおこなわれています。誰もが安心して暮らせるために政治があるのです。
今の政治は何としても変えていかなければ持続可能な社会は実現しません。そして変えることができるのは私たち市民です。
今年は東京電力福島第一原発事故から13年目。復興は道半ばにもかかわず、他の原発再稼働の計画が進められています。唯一の被爆国であり、原発事故も経験している日本は、反省のもとに「核廃絶、脱原発」の声を上げるべきです。
「練馬ネット9条の会」は毎月9日に「戦争はしない 原発はいらない」の横断幕を掲げ、練馬駅前でスタンディングをしています。続けることもう16年になります。一緒に声を上げませんか?
昨年4月の統一地方選挙で練馬・生活者ネットワークは4期目のやない克子と新人の山﨑まりもの2人の当選を果たすことができました。
このところネットに寄せられる生活への不安の声が、以前にも増して多くなっています。
「困っている人を放っておかない」を理念に掲げ「安心・共生・自治のまち練馬」をめざして今年も活動していきます。
2024年元旦
練馬・生活者ネットワーク代表 君垣圭子