区長選を終えて
練馬区は35年間、行政経験者の区長による区政が続きました。この間、保守的な区政に異議を唱える多くの市民団体や反自公の政党が統一候補を立てる試みを続けてきましたが実現にいたりませんでした。今回、「練馬区長交代プロジェクト」の候補者として統一候補を立て1対1の選挙戦に持ちこむことができました。絶好の交代のチャンスでしたが、結果は、2,143票の僅差で敗れるという大変残念な結果に終わりました。
しかし、ここまで結集できたのは、前川区政2期8年間、議会においては反対意見の排除、また公共施設計画、道路拡幅や再開発などまちづくりに対する近隣住民の声が十分に反映されないトップダウンの区政が続いてきたことへの不満の現れです。
今後もしっかり区政をチェックし、市民が「生活の道具」として使いこなすことのできる政治の実現に向けて取り組んでいきます。
2022年4月22日 練馬・生活者ネットワーク代表 山口文江