2021年衆議院議員選挙に際して
10月4日、菅首相が内閣を総辞職、新総裁に岸田文雄氏が後任首相に任命され、新内閣が発足しました。臨時国会での議論も早々に切り上げ14日に衆議院を解散し、19日公示、31日投票日の日程で進めることを明らかにしました。閣僚に13人の初入閣者がいるとしても、党幹部には長老や総裁選功労者の顔ぶれでは「自民党の一新」につながるとは思えず、政治の信頼回復は遠のくばかりです。
岸田首相は「人の話をよく聞く」「丁寧で寛容な政治」をめざすとは言うものの、これまでの一連の疑惑には再調査も何の説明も行うことなく、前に進めようとしています。9年近く、「数の力」で押し通し続けた「安倍・菅政治」がもたらした民主主義政治の危機をどう乗り越えるというのでしょうか。党の顔を変えただけの政権に私たちの未来を託すことはできません。主権者の国民を侮り、欺く政治をこれ以上許すわけにはいきません。
来たる衆議院議員選挙は、民主主義を再生するためには、どの政党や候補者がふさわしいのか、私たちの選択の真価が問われる選挙です。生活者ネットワークは、
1.憲法にのっとり国民主権、基本的人権を尊重する、平和主義
1.地域主権を確立する
1.社会保障を充実させる
1.原発ゼロ、省エネルギー、再生エネルギー政策を推進する
1.国会議員の女性比率5割をめざす
この五つの基本政策にもとづく「まっとうな政治」を実現するために、市民と野党の共闘で練馬から政権チェンジを目指す立憲民主党の山岸一生さんを応援します。
2021年10月10日
練馬・生活者ネットワーク代表 山口文江