水辺の調査報告　　光が丘トンボ池の水質を調べました。

この夏、練馬で一番高い気温を記録した８月１８日（木）に光が丘公園のトンボ池で水辺の調査活動を行いました。
また、水質調査だけでなく、水辺の生き物調査も指導員の方と一緒に行いました。

子どもたちのお目当ては「ザリガニ釣り」。池はかなり濁っていて、それでもしっかり目を凝らせていました。
ちびのザリガニ、中くらいのザリガニ、大きいザリガニは赤いはさみがはっきり存在感を示しています。するめイカをえさにして子どもたちはザリガニ釣りに夢中です。

せみの声がたくさん聞こえ、ミーン　ミーン　ジー、ジーと。いろんなせみの抜け殻を持ってきて、どれがみんみんぜみ？　どれがあぶらせみか？メス、オスの見分け方も子どもたちは興味深深と聞き入り、とても面白い時間を過ごしました。

大人は濁った水をくみ上げて水質調査です。

2009年に同じ場所で調べた数値と比較して・・・・
＜2011年の調査結果＞
ＣＯＤ（化学的酸素要求量）　　８
アンモニウム態　窒素（ＮＨ４－Ｎ）０．２
亜硝酸態　窒素（ＮＯ２－Ｎ）　０．０１
硝酸態窒素（ＮＯ３－Ｎ）　　　１
りん酸態　　　　　０．０５　（単位は省略）

今年はどうやら水質が悪くなっている部分もあり、前回に比べ数値にかなり差が出ていました。
化学的酸素要求量は基準から比べると高く、酸素が不足しています。