部会報告(子ども部会)
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議会制民主主義の危機

 第47回衆議院議員選挙は、公示前を5議席下回ったとはいえ自民党が290議席を獲得し大勝しました。公明党と合わせると与党が325議席で衆議院定数の2/3を維持し、安倍政権の独走を許すことになってしまいました。
 1強多弱の政権では、議会制民主主義の体を成さない国会が継続することになります。さる12月10日施行された特定秘密保護法、集団的自衛権の容認、原発再稼働という脱「脱原発」、さらには憲法改悪が加速するばかりです。
 問題はいくら自民党が大勝したとはいえ、戦後最低になると言われる52%前後の低投票率です。国民の大多数が納得のいかない今回の解散総選挙でもあり、600数十億円と言われる多額の税を使っての総選挙、腹も立ちますが、まずは有権者としての権利を果たすべきでした。
 棄権者の中には、現政権には反対だが、投票したい候補者が見当たらないとか、投票前から大勢が決まっているようなので、投票に行く気がしないない(マスコミの情勢調査にも疑問)=どうせ変わらない、等々言い分はあるようですが、この2年間の政権の暴走をくい止めるには、日ごろは納得のいかない政党の候補者でも、最悪の候補者だけは選ばないという選択が必要ではなかったかと思います。今後の国の行方が大きく作用される総選挙に対する有権者の姿勢は、未来に大きな影響を受ける子どもたちに国民として重い責任を負うことになります。
 とはいえ、自民党の得票率は低下しており、消極的選択による勝利を得たともいえる選挙結果です。私たち練馬・生活者ネットワークは、今後も数の力に屈することなく、生活の現場に耳を傾け、人が人間として尊重され、自然と共生できる社会をめざし、活動を展開していきます。
                                       2014年12月15日
                               練馬・生活者ネットワーク代表   山口 文江