部会報告(子ども部会)
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都知事選挙、衆議院議員選挙を終えて

 今回の都知事選挙、衆議院議員選挙は、「3・11」後の都や国の在り方を決める大事な選挙であったはずですが、過去最低の投票率に終わりました。

 都知事は、猪瀬氏が圧倒的な支持を得て当選。前知事の後継指名を受けたとはいえ支持した有権者の三分の一が、石原都政の見直しを求めているとの新聞報道もあります。都政に新しい風を送り、思い切った転換が図られることを期待します。

 一方、政権交代後初の衆議院議員選挙は、国民が政権与党に「NO!」を突きつけ、結果、自民党が受け皿となり単独過半数を獲得。自民党の圧勝と維新の会の台頭は、自民党が発する「国防軍」構想や「国土強靭化基本法」構想などと相まって、右傾化に拍車をかけるだけでなく、社会保障政策の後退や脱原発政策からの撤収をも意味し、決して看過できるものではありません。

 国民・市民の脱原発への世論、平和を守り、だれもが共生できる社会を求める世論の高まりは、今なお継続されている反原発・脱原発・平和運動が、それを示しています。悲惨を極める3.11福島原発事故を契機に、「私たち一人一人が声をあげなければ社会は変わらない」と、時間をつくり出し、政治に関わりを持ち始めている市民も少なくありません。

 次世代へどのような社会を手渡すのか、そのためにどのような選択をするのか、私たち一人一人に問われている課題です。早晩、世界がこれまで経験したことのない「超少子高齢社会」に日本が突入することは明らかであり、これまでのような経済成長が望めない現実をこそ直視しなければなりません。あらゆる危険や負担を将来世代に先送りする政治から脱けだし、「生活者が主体の政治」に変えていくためには、政治を政党や議員に任せておくのではなく、市民が参画し、議論を重ね、解決策を導き出す「参加型政治」へと転換しなければなりません。練馬・生活者ネットワークは、地域から政治を変える挑戦を続けます。
                  2012年12月17日
                 練馬・生活者ネットワーク
                    代表  山口 文江