部会報告(子ども部会)
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石原知事、突然の辞任! 〜4期13年の石原都政とは、何?〜

10月25日、石原慎太郎東京都知事が突然の記者会見で辞任を発表。新党を立ち上げ最後の奉仕として国政に戻り、日本維新の会などと連携して、非民主、非自民の第3極の結集をめざすという。政策として中央集権体制を変えることや憲法改正などを挙げていますが、国民にとって右傾化する選択肢が増えるだけで、まったく期待できるものではありません。任期途中で都政を投げ出すことに対し、都民への説明や謝罪の言葉もない無責任な姿勢を都民が納得すると思っているのでしょうか。
3期目あたりから都政への関心は薄れ、そもそもなぜ4選に出馬したのか。知事がこれまで手掛けてきた新銀行東京の後始末やオリンピック招致、築地市場移転問題、さらには首都直下型地震の減災など、中途半端なままで投げたすことになります。

今年、5月石原知事は、唐突に尖閣諸島取得構想を発表しました。それ以来、これまで長い時間をかけて培ってきた日中の文化交流も経済関係もまたたく間に壊れ、東アジア地域の紛争の火種をつくった責任は重大です。

 6月には、32万筆以上の署名を集めた「原発の是非を問う都民投票条例直接請求」に対し、エネルギー政策は国の問題だとして反対の意見を添えて、都議会に上程。20日の本会議で否決され、都民の切実な声は届きませんでした。

そもそも石原都知事は、国家意識が強く、世界の主要都市に負けない競争力をもつ「国際都市東京」をめざし都政運営を行ってきました。打ち出す政策は国政を意識し、マスコミ受けするものが目立ち、生活者ネットワークが標榜してきた「生活都市東京」とは対極にあるものでした。

都政の課題が山積する中で、「地方分権と市民自治」を実現する、あらたな東京のリーダーの誕生に期待します。

          練馬・生活者ネットワーク
              代表  山口 文江